H様邸改修工事が完了いたしましたのでお部屋について紹介させていただきます。
まずは前回のブログでもお話ししましたがこのお家はあちこちの柱が下に沈んでいる状態で床・天井の高さが全く水平ではありませんでした。
そこで、水平もバラバラで白蟻の被害が最も多かったこのお部屋を解体し新品の木材に交換し、どうせならと間取りも大きく変えることにしました。
まず初めに写真の黒く塗装してある柱ですがもともとここには柱はありませんでした。
ですが、この柱の位置は丁度二階の外壁の下になり本来なら必要な柱なのですが入っていなかったのでご相談の結果入れさせて頂きました。
そして手前の塗装していない柱ですが、もしも雪がたくさん降ったらという心配がありましたので備えとして入れさせて頂きました。
そして写真の上の梁と呼ばれる大きい木材ですが、こちらは工事前にも木材が入っておりましたが長年の重みにより木の強度がありませんでしたので新しく変えさせていただき天井の高さをとるためにあえて見せるようにしました。
他にもアクセントとして格子をつけたり、巾木や廻り縁といった見切り材もお家の柱に合わせて塗装をしました。
壁紙も和紙調のクロスにしたため全体的に落ち着いたお部屋になりました。
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