みなさんは現在どのようなお家にお住みでしょうか?
私どもは今までおもに郡上市内を中心に建築業を行ってきました。
H様邸改修工事が完了いたしましたのでお部屋について紹介させていただきます。
まずは前回のブログでもお話ししましたがこのお家はあちこちの柱が下に沈んでいる状態で床・天井の高さが全く水平ではありませんでした。
そこで、水平もバラバラで白蟻の被害が最も多かったこのお部屋を解体し新品の木材に交換し、どうせならと間取りも大きく変えることにしました。
まず初めに写真の黒く塗装してある柱ですがもともとここには柱はありませんでした。
ですが、この柱の位置は丁度二階の外壁の下になり本来なら必要な柱なのですが入っていなかったのでご相談の結果入れさせて頂きました。
そして手前の塗装していない柱ですが、もしも雪がたくさん降ったらという心配がありましたので備えとして入れさせて頂きました。
そして写真の上の梁と呼ばれる大きい木材ですが、こちらは工事前にも木材が入っておりましたが長年の重みにより木の強度がありませんでしたので新しく変えさせていただき天井の高さをとるためにあえて見せるようにしました。
他にもアクセントとして格子をつけたり、巾木や廻り縁といった見切り材もお家の柱に合わせて塗装をしました。
壁紙も和紙調のクロスにしたため全体的に落ち着いたお部屋になりました。
ただいまH様邸にてリビングの改装工事をさせていただいております。
工事着工前の写真を撮り忘れてしまったので工事中の写真になります。
もともとこのお部屋は7畳のリビングに半畳の押入れが2つと2畳の廊下が窓側にありました。
工事を始めた理由は、シロアリによる被害でした。
ひどいところで床が5㎝ほど下がっておりました。
また、築年数が経っていることもあり、柱の下が重さに耐えられなくなりいたるところが斜めの状態でした。
シロアリの被害も、1箇所ではなく家の一番元となる土台という一番下に使われている木も外側はきれいなまま中が空洞になるほどの被害がありました。
家自体が昔のつくりなので、地面はコンクリートではなく土のままで湿気がありシロアリがとても住みやすい環境になっておりました。
そこで、私たちの工事としましてはまずシロアリの被害がある木材を全て新しいものに交換し、下がってしまった柱を元の高さに戻し、全て新しい木材に変えてから、シロアリの駆除工事、及び予防工事をしてもらうことにいたしました。
また、工事の都合上壁・天井・床を壊さなければいけなかったため解体させていただき、どうせならと間取りも大きく変えました。
内装工事もそろそろ終わり近づいておりますので完了したら写真を公開させていただきます。
O様邸新築工事もいよいよ大詰めです。
クロス工事も終わり、畳・建具もすべて収まりました。
養生も撤去してまいりましたので、内部の写真を公開したいと思います。
左の写真は、玄関になります。
上がり框という下部の板は桧、左手の棚板は桜、正面の飾り棚はタモを使用しております。
桧、桜はのたと呼ばれる木肌をあえて残して気の表情が分かるよう施工してあります。
まず一番左がウォークインクローゼットになります。
まだハンガーパイプは取り付けていませんが、近々設置予定です。
右側が幅50㎝の板、左側が40㎝の板で高さは180㎝ほどあるので服などをぶら下げても下に十分なスペースがあり棚の上部にも物が収納できるようになっております。
続いて中左の写真ですが、階段の上がり切ったところの空きスペースを利用し本棚を設置しました。
棚板はすべて可動式で好きな高さに調節できるようになっております。
続いて中右の写真ですが、シューズクロークの下足入れになっております。
こちらも可動式の棚ですが、奥の一番下の棚板も外すことが出来、ベビーカーなど大きいものでも収納できるようになっております。
最後に一番右の写真ですが、食品庫の写真になります。
奥行きは50㎝ほどあり、高さは200㎝あります。
奥行きがありすぎるとかえって使い勝手が悪くなってしまうので、いろいろ検討した結果50㎝にしました。
部屋自体を大きめに作ったことにより大きいものでも持ち運びしやすく、収納もしっかりととることが出来ました。
写真は二階の床張り作業になります。
剛床と呼ばれる分厚い構造用合板の上に防振マットと言うゴムのマットを敷き、化粧となるフロアーを施工していきます。
一階は根太と言う角材の上に12mmの構造用合板を打ち、その上にフロアーを施工していきます。
更新が大変遅れてしまいましたが、土台引き及び建前を行いました。
土台引きとは、建前の前にコンクリートの基礎の上に基礎パッキンと呼ばれる、板を敷きその上に土台と呼ばれる家の一番元になる木材を組む作業になります。
建前は天気に恵まれ、何事もなく終えることが出来ました。
建前とは、建て方とも呼ばれますが、家の構造材を組み上げていく作業になります。
基本的には一日で屋根まで作り、雨が降っても大丈夫な状態まで仕上げます。
柱は郡上市産の桧、梁・桁は郡上市産の杉を使用しました。
O様邸の地盤調査を行いました。
建築場所の四隅と、中心で表面波探査法というやり方で行いました。
一箇所ごとに振動の伝わり方を測定しました。
測定の結果は、とても固い土地で何も問題は無いそうです。
地盤に問題がなく一安心しました。
先日、O様邸にて地鎮祭を行いました。
幸いにも台風の去った後で、晴天の中行うことができました。
家を建てるところの四隅と中心に榊と竹を配置し、しめ縄で四隅を繋ぎ行いました。
神主様にも朝早くに来ていただき、無事地鎮祭を終えることが出来ました。
先日リフォームさせて頂いたM様邸よりご依頼のあった押入れのすのこを製作し、設置して来ました。
押入れに布団を収納するのに風通しをよくし、カビ対策にとのことでした。
横桟 桧 2cm×4cm
化粧板 桧 厚1cm
で製作しました。
ホームセンターに探しに行っても思うサイズの物がなく困っていたそうですが、現場で寸法を測ってきて作ったのでサイズはぴったりです。
お客様にも大変喜んで頂けました。
郡上市美並町M様邸にてリフォーム工事を行いました。
M様のお話によると築100年近いお家だそうです。
工事内容は、木造二階建ての二階部分の内装改修工事です。
解体前の写真は、撮り忘れてしまいました・・・
左の写真が解体中の様子です。
築年数が経っているので、床が下がってしまっていました。
一番高いところと、一番低いところでおよそ5cm差がありました。
普通に歩いていても、明らかに斜めなのが分かるほどです。
ですが、この分柱を上げようと思うと今度はサッシや建具がすべて斜めになってしまうので今回はこの床の上に新しく水平の床を作ることにしました。
右の写真が床の下地を作っている様子です。
今回は費用を少しでも抑えるために米松の4.5cm角を使いました。
梁という構造材の上に下地を入れ、床を真っすぐに造っていきます。
手間のかかる作業ですが、とても重要なことなので一箇所、一箇所丁寧に高さを合わせていきます。
床材は、厚み1.2cmのフロアーを張りました。
化粧部材は、桧の特一節ありを使い落ち着いた色に塗装。
壁天井は、プラスターボードを張りクロスで仕上げました。
プラスターボードは柱や間柱に直に張らず、胴縁という横材を入れて施工しています。
この胴縁が入っていないと柱等が曲がったときにプラスターボードの継ぎ目でクロスが切れてひびが入ってしまいます。
屋根裏には、断熱材を入れタイベックシルバーという遮熱シートを施工しました。
左は完成後の写真です。
屋根の梁が低い位置にあったので、なるべく高く天井高をとるために段をつけて天井を上げました。
梁を包んだ見切りから下でクロスを変えたことによりいいアクセントになり、全体的に白系のクロスにしたことで化粧材の落ち着いた感じが際立ちました。
手間はかかりますが、このように築年数の経過したお家も手をかけてあげることで何十年と長く住めるのです。
私たちSUGOホームは岐阜県のほぼ中心に位置する郡上市内を主に新築、リフォーム等の建築業を営んでいます。
田舎であるからこそ地域の皆様、お客様に愛される工務店を目指しています。
大工歴30年を超える棟梁の技を生かし、今の時代に合った家造りをしています。
どうぞお気軽にご相談ください。
SUGOホーム
代表 小酒井一也
501-4106